まんが日本昔話の中でも、なぜが「ぶんぶくちゃがま」が好きだったことを思い出し読みました。
長女も学校の教科書で「かさこじぞう」がのっているので喜んで聞いていました。
学校の話とちょっと違う部分がありますが、それも昔話の醍醐味というか、面白いところですね。
自分はどのバージョンが好きか考えるのも楽しいです。
「ぶんぶくちゃがま」はやっぱり少し悲しい気持ちになりました。
子供のころは
「こんなに幸せに人間とたぬきが友情を通わしてくらしているのに、なんで死んでしまうの。」
と納得いかない気持ちになったりもしましたが、大人になって読むと、このお話をすんなり受け入れられるようになりました。
最後にたぬきは死んでしまいましたが、その生涯は優しい人に親切にされて一緒に暮らし、最後をみとってもらえた幸せな生涯だったのです。
悲しいけど、あたたかな気持ちになれるのは、たぬきが幸せな日々を送ったからだと思います。