読みながら私は呆気に取られてしまいました。
玉子から生まれた女の子が50人。
本当の母と育ての母。
でも、生みの親は誰だろう?
お父さんは働き過ぎで亡くなってしまったりして可哀そうだし。
おだいりさまは現れないし。
50人の女の子は最後はどうしたのだろう。
50人のおばあさんになったのだろうか。
理屈が通らない、訳のわからない話ですが、迫力と説得力を感じました。
ひな祭りにどのようにつながるのかも判りづらいところですが、こういう絵本は考えてはいけない。
子どもたちも圧倒されてしまいます。
理屈っぽいオヤジも圧倒されてしまいました。
読むときは子どもたちの反応を楽しみながら。
素朴な疑問:今50個のたまごがあったら、食べることしか考えなんじゃないかな。
(失礼しました!!)