節分の季節で、図書館の鬼を題材にした本コーナーにありました。
300年前の唐招提寺を舞台に、宮大工見習の少年とすみ鬼の交流を描いた作品です。
すみ鬼がひょっと鬼の姿に戻る場面、鬼の世界に行く場面など
迫力ある絵とドキドキするストーリー展開に引き込まれました。。
鬼がかなえたかった夢もかない、宮大工の少年のその後もいい感じで、良い絵本に出会えたと思いました。
私は歴史やお寺が好きなのでよく訪れますが
お寺にはなんとなく何かが居ついてるような神秘的な雰囲気がありますよね
この本を読んだら、お寺に行くとすみ鬼に出会えそうです。
毘沙門天など、仏像もたくさん出てきます。
ストーリーの良さだけでなく歴史好きの私が語りたくなる場面がいっぱいの一冊でした。