作者が唐招提寺・金堂を見たとき、その屋根の4角を支えている「すみ鬼」の姿に轢かれたそうです。
しかも、そのうちの一体だけ、他の鬼たちとは表情が違う。これは、創作意欲が咲きそうです。
時代物ですが、決して古臭くなく、大陸から来た鬼と日本の化け物たちとの力比べのシーンは面白かったです。
そして、この「すみ鬼」の性格がとてもさわやかでいいんですよ〜。仁義に熱い「すみ鬼」カッコ良かったです。
小学校の高学年くらいから、中学生・高校生くらいのお子さんたちにお薦めします。
そして、もし唐招提寺に行くことがあったら、この「すみ鬼」を見てきたいです!