愉快愉快!
さすが、“たかどのワールド”です。
『つんつくせんせいかめにのる』も日本の昔話とリンクするストーリーでしたが、こちらも『こぶとりじいさん』がベースになっています。
中学年の課題図書になっているように、なかなか読み応えのある小学生の身近な問題に直結したお話でした。
おかあさんのおまじないを笑っていましたが、すごいことになっちゃいましたね。
「過ぎたるは、...。」っていうことでしょうか?
それにしても「鬼のいる木の生えてる山奥までいこう」と、夜家を抜け出すたろうとちょん子ちゃんが「どのくらい、いけばいいんだろう.....。」と話しているページに笑ってしまいました。
鬼の前でのたろうくんの努力が、笑えるほど涙ぐましいんです。
二人の作戦通り、たろうの問題が解決するのですが、鬼のほうの後日談で笑いのトドメをさされてしまいました。
息子は、笑いながら「硬かろうが柔らかかろうが、あるがままが一番。そうそうなにより元気が一番!」とこちらをチラッと見て、もの言いたげにアピールしていました。