ひとつ ふたつ みっつ
たまご ぽとん
あっ われちゃった
ほっとけーきを作る場面はもちろんのこと、作る前のこんなトラブルも娘に響いたようでした。わくわくしながら準備をして、時々失敗もしちゃうけど、ほっとけーきが焼きあがっていく様子が楽しくて、出来上がったほっとけーきのふわふわが嬉しくて。お口に入れた時の幸せな気持ちが、この絵本でよみがえります。
人生の中では、ほんの短い幼児期の親子のふれあい。大騒ぎをしながらほっとけーきを一緒に作った記憶は、大事な思い出のひとつとして心に刻まれることでしょう。大人にとっては些細なことでも、向き合って大切にしてあげたい。そんなことを再確認させてくれる一冊です。