『ウルスリのすず』『フルリーナと山の鳥』に比べて、ちょっと対象年齢が上の感じです。我が家の5歳児と4歳児には、少し長かったかな?でも、自分たちのそりを飾ろうと一所懸命な子供たちには共感していたようですし、なだれに埋もれてしまった妹を兄が見つけたときは「よかったね」と言っていたので、物語はわかるようです。なだれに埋もれてしまうなんて怖いですね。きっとこうやって死んでしまう子供もいるんでしょう。そんな厳しい自然があるということは、我が家の子供たちには理解できてないかも。カリジェの絵は、細かくて優しくてすてきです。