とっても可愛いお話しでした。
こぶたのポインセチアの家は、7人(匹)兄弟と両親の9人家族。
綺麗なお花に囲まれた素敵な家に住んでいます。
家の中にも外にも、ポインセチアにとってお気に入りの場所がいくつかあります。
ある日図書館から借りてきたお気に入りの本を、お気に入りの場所で読もうとすると、どこも兄弟たちが使っていて…。
たくさんの花の名前が出てくるのも芳しく、ポインセチアや姉さんのペチュニアというネーミングも可愛らしい。
赤い皮の椅子の置いてある窓辺での、お日さまを浴びて本を読み過ごす様子の表現が素敵です。
ポインセチアにとって至福の時であることが伝わってきます。
新しい家探しにひとり出かけず、この家で一人楽しい時間を過ごそうとしたポインセチアでしたが…。
幼い頃、誰でもこういうことを一度は考えたことがあるんじゃないかな〜。
エンディングもあったかです。
狭いながらも楽しいわが家。
ほんと、そうですね。
このこぶたちゃんたちが巣立っていったら、パパさんママさんは淋しいでしょうねぇ。