この絵本は娘のクラスの授業で使われていて、出会ったのは英語版が最初でした。9月の幼稚園新学期のテーマは「自然」。遠足(キャンプ)では森を訪ね、ふくろうに遭遇したり、池の生態を学んだり、鳥の鳴き声に耳をすましたり……、自然にいっぱい親しんだ後、たくさんの鳥たちの鳴き声が楽しめるこの絵本をクラスで読んだのでした。で、わたしは日本語版もあることを知り、大感激で即注文。担任の先生から、日本語でも読んで欲しいとリクエストがありましたが、残念ながら手元に届くのが遅れて実現には至りませんでした。
でも、鳴き声っておもしろいです。ハトの「ぜぜっぽーぽー、ぜぜっぽーぽー」はまさにそのもの。みみずくの「ぶっきょこー、ぶっきょこー」は、日本語ではお決まりの鳴き声だったなあ、などと思い出しました。英語の方もみんな違う鳴き声で、いろいろバラエティーに富んだ「音」が鑑賞できて楽しかったです。
ところで、娘は「ふくろう」と「みみずく」の呼び名が違うことに深い疑問を抱いています。英語だとowlですむのに、耳みたいなのがついているとどうして「みみずく」になるのかなあ……と。考えてみれば、わたしも子どもの頃、同じような疑問を抱いていたかもしれません。