住んでいる地区が10年前に水害にあいました。
「パンダコパンダ」では、水が透明でなんだか楽しいそうだけど、実際は泥水に襲われます。
壁にもしっかりと浸かったところまで線がついてしまいます。
泥水に浸かるので、乾かしても洗えなければ使えなくなります。
屋根で真っ暗の中、助けを待った友人の話は、涙なしにはきけませんでした。
まりーちゃんたちは、大変な思いをしたことでしょう。
でも、それをいつまでも悲観せず、前向きに掃除をしている姿に元気をもらいます。
この地区の子どもたちは、心に大きなトラウマを持つことになりました。
もしこの絵本を先に読んでいたら、水害というものがあると知っていたら、
ショックも少しは違っていたかもしれません。