小学校1年生への読み聞かせ。7分ほど。
表紙を掲げた途端、「あしなが!」と思わず声に出す子、「犬の絵がかわいい」「あしながめっちゃ長い!」など、食いつきがすごい。
読んでいる途中は真剣に、そして最後は何か感じ取ってくれたのか、読む前はあれだけ騒いでいた子たちが、一様に考え顔。
人のウワサほど、あてにならないものはない
本当にその人のことが知りたければ、自分で友だちになるしかない
そして自分の友達が悪く言われているのを聞いたときは
「それ、だれか、見たのかい?」
いろんなことを教えてくれる犬たちの振る舞い。
勇気を出して、友達に問いかけたケン。
この本を読んだ子供たちが、何にも惑わされない強い心とたくさんの勇気を持ってくれることを、願ってやみません。絵といいストーリーといい、子供たちに届きやすい本なので、読み聞かせには大推薦です。