秋の子どもたちの恒例行事といえば「おいも堀り」に「運動会」、運動会で必ずやるのが「綱引き」。これが見事に合体して、楽しいおはなしになりました。
村上康成さんの描くさつまいもは茶目っ気たっぷりな表情。中川ひろたかさんのユーモアあふれるおいもたちの生活が紹介されています。
おいもたちは形もそれぞれちがっています。おいもファミリー、なんだかとってもかわいいんです。
青空のもと、意気揚々とおいも堀りにやってきた子どもたち。つるを引っ張っておいもたちと綱引きです。(綱引きだから「おいも掘り」とは言わないかな?)
「うんしょ とこしょ」とがんばるさつまいもたち。スッポーンと抜けた様はお見事ですよ。
おいもがとれたらやきいも大会。おいしく食べたあとは、おきまりの「プーッ」。
薩摩の国、鹿児島県出身?のおとうさんいもは、表紙にも出ていないけど、隠れた主役でしょうね。せりふも太い眉がりりしい表情もいい味出してます。