1970年の作品で、コルデコット賞次賞と全米図書賞を受賞しています。
アーノルド・ローベルは、コルデコット賞を複数回受賞している20世紀アメリカを代表する絵本作家の一人。
既に1987年ニューヨークの病院で他界しているのですが、リンカーンセンターで追悼の会が行われています。
お話は、かえるくんとがまくんの友情を描いた5話が入っているもの。
小学校2年の次男に読ませようとしたら、何と表紙を見て
「アーノルド・ローベルのふたりはともだちでしょ。
小学校の教科書に載ってるよ。」
とのことで、お気に入りの様子。
本当にさり気無い一日の出来事を描いているだけなのですが、その友を思う優しさが存分に伝わってくる絵本だと思います。
丁度、小学校低学年が自分で読むのに最適な絵本ではないでしょうか。