NHKの番組の影響で、娘が興味を持っていたので、良い絵本はないかなと探し、見付けたのがこれでした。まず絵が良いです。江戸時代の雰囲気がよく出ています。文章も落語調の言い回しで、最初はちょっと慣れませんでしたが、すぐに落語っぽく読めるようになりました。娘も意味が分かったので覚えやすくなったのか、「じゅげむじゅげむ〜」と言いまくっています。
確か、じゅげむの落ちは、子どもが川に落ちてしまい、友達が助けを求めるも、余りに名前が長いので、伝わった時には既に溺れ死んでいた、というものだったと思いますが、子ども向けにアレンジされているためか、この部分はカットされていました。長寿のために付けた名前が徒になっているこのエピソードが面白かったので、そこはちょっと残念でした。