きっと、作者のチゾンさんとテイラーさんは、とても環境問題を危惧されていたのでしょう。勉強不足で想像でしかないのですが、バーバパパシリーズには、そう感じさせる本がとても多いです。
今回も都市化や人間のエゴによって住むところを追われた動物たちを、バーバパパたちが、あの手この手で守ります。
いつもの団結力で、とってもがんばるのですが、限界が。。。
そして、とうとう地球をすてて、「はこぶね」にのりこみ、宇宙の別の星へと移住してしまいます。
この絵本では、人間たちが反省をして、綺麗な地球を取り戻したために、バーバパパたちが帰ってきてくれますが、現実はどうでしょうか?
私が生まれるよりも前に描かれた、この絵本の、どんどん環境が悪化していくところで止まってしまっているようです。
なかなか一筋縄ではいかない問題ですが、みんなで知恵をしぼって地球を守っていかなければなりません。バーバパパたちがいない地球は寂しいです。