おおきな木が、男の子にすべてを与え続けて、最後には切り株になってしまいます。
いろいろな解釈がある絵本で、木は女性の象徴と考えられ、「女性は与える姓だ」と書かれている。ジェンダー差別の本であると言う意見を聞いた時には、この本を嫌いになってしまいました。
でも、シルヴァスタインのほかの本『ぼくを探しに』や『ビッグ・オーとの出会い』を読む中で、やっぱり作者はキリスト教の無償の愛を書きたかったのではないかなぁと思うようになりました。
そう考えると、とってもやさしい絵本に見えてきました。
今では、大好きな絵本です♪