古本屋で見つけて、自分のためにと思って購入しました。だけど、何だか3歳の娘も気に入ったみたいで、あとがきまで読んでいます。あとがきになると、寝てしまうことも多いのですが…。
このお話の「与える」ということは、愛のかたちのひとつであると思います。でも本の中の「だけど それは ほんとうかな」という一文がとても印象に残りました。
今回、評価もとても迷いました。きっと読むんだ時の状況によって感じ方が違うと思うからです。今回の評価は、娘が予想外に気に入ってくれたので、☆☆☆☆☆にしました。
片思いの人は、与えるだけじゃなくて、受ける愛もほしいと思うだろうし。子供に対しては、とにかく与えたいと思うだろうし。でも与えっぱなしでは、いい子育てにはならないのでは?と思うし。この本で自分の中でいろいろ考えさせられます。
どちらにしても、小さい子向けの絵本というよりも、大人向けの絵本です。中学生や高校生だったら、自分のことと重ねて読めると思います。