そろそろ息子にどうかなと思い、この夏読み聞かせに挑戦してみました。
たくさんの本があるのでどれにしようかと思いましたが、以前西村書店の完訳版で「リトルプリンセス」を読み、子どもの頃に読んだ抄訳とは違った完訳のおもしろさに目覚めたので、今回も西村書店の完訳版を読むことにしました。
有名なお話なのでここで改めて内容に触れることはないと思いますが、
完璧な子どもがいるとしたら、セドリックこの人ではないでしょうか。
大人の話もきちんと聞けてしかも無邪気で純粋、人に対する信頼感があります。
どうしてこんな子になったかというと、やはり育ちの良さなんですね。
両親の愛を受け優しくされて、人には思いやりを持って接するように教えられたからこそ。
正しく家庭教育の賜物といってもいいのではないでしょうか。
こんな理想的な子どもはいないといってしまえばそれまでかもしれませんが、子ども時代にこんな子どもになりたい、こんな大人になりたいと理想像を心に描いて育つことは悪くないことだと思います。
読後、やすらぎと清々しさを感じました。
子どもと一緒に読むのもいいですし、大人になってから名作を読み聞かせてみるというのもまたいいと思いました。