「あらしのよるに」の続編。
前作が気になるところで終わったので
どういう展開を迎えるのだろうと思っていたのですが
哀しい結末ではなく、ヤギとオオカミがお友達になってしまうという
なんとも微笑ましい展開に、少し心が和みました。
ただ、それでもやはり
オオカミはヤギを食べたいという衝動にかられるし
ヤギもオオカミに食べられるんじゃないか
という不安を抱いてしまう。
そんな葛藤と戦いながらも
友情を育んでいく。
それでも、「えっ!?」
と思わせるような場面が幾つかあって
大人でもハラハラドキドキしながら読める絵本だと思いました。