2歳の娘が、とくに眠い時、指名する絵本です。
とにかく静かな絵本です。
抑揚がないといってもいいくらいに。
でも、娘は『読んでっ!』とせがみます。
冒頭の、くまくんが寝かしつけてもらう場面、ぬいぐるみだと思うだけに、微笑ましい描写です。
なかなか寝つけないくまくん。
月明かりの窓の下、今日や明日の出来事に、思いを巡らせているのでしょうか。
娘は、そんなくまくんに、自分を重ねているようです。
風船…お月様…ぞうさん…雨…、娘にとっても思い入れのあるものが次々と出てきます。
でも、くまくんがしばらく出てこないと、『くまくん、どこ?』と、まるで自分を探すよう。
お月様にキスをして、おやすみなさい。くまくん眠れたね。
娘も眠くなったかな…
『もう一回!』
はい、はじめから。
もうすぐ3歳の娘、かなりお気に入りの様子です。