本屋で絵を見たとき、自分が小さい頃読んでもらった記憶があり、懐かしかったので息子が2歳になった頃に購入しました。
ねずみくんがおかあさんに編んでもらったチョッキを体の大きな友達が無理やり着て伸びてしまい、ねずみくんの体に合わなくなってしまうお話です。
セリフは「いいチョッキだね ちょっときせてよ」「うん」「すこしきついが にあうかな?」の繰り返しです。読み聞かせの時は、話が進むとどんどん大きな体の動物になるので、それに合わせて少しづつゆっくり低い声にしてみました。
絵は特にいろいろな動物が無理にチョッキを着た時の表情がとても良いと思います。
最後の最後に小さな絵で、体に合わなくなったチョッキでぞうさんにブランコしてもらっている絵も、悲しいまま終わらないところが好きです。
私は好きですが、買ってきた頃、息子(2歳)の反応はそれほど良くはありませんでした。
しかし、2歳4ヶ月になった息子が図書館で『とりかえっこ!ねずみくんのチョッキ』を見つけた時に「ねずみくんだよ!」と、張り切って持ってきました。
自分が知っている主人公を見つけて嬉しかったのでしょうか。
それ以来、息子はねずみくんシリーズにハマっています。