毎日毎日、朝から日暮れまでいっぱい遊んで疲れて、夜8時には完全に眠っていたわが家の娘。ある日出会ったこの本の絵を、とにかく食い入るように見るのでした。そうです、キャンプに行くと星空なんていうものがあることを知るのでした。
この本のページの半分が夜のシーンです。眠っているうちの、ついぞ自分の知らないワクワクを取り返すかのように見入るのですが、睡魔に勝てずスヤスヤ。なほちゃんと気分は一緒、「わたしもいく!」とたくましさをもらったようでした。本から誘いを受けたと感じるなんて、はじめての経験ではなかったでしょうか。林明子の感性に、感謝です。