「おしいれのぼうけん」「ダンプえんちょうやっつけた」のように見開き毎の絵の助けで長いお話が読みきれるようになってくると次のステップとして出てくるのが「ロボットカミイ」や「エルマーのぼうけん」のサイズの本(新書版?)、でも「カミイ」や「エルマー」だとまだ「字ばっかり、絵がないページがある」などちょっと難しいところ、、、「はじめてのキャンプ」はそんな時期にピッタリの本です。このサイズの本でもっと「挿絵ではなく大きい絵が見開きごとにある」そして「読み応えのある」お話が出てくることを希望します。家族キャンプだとなかなかこうはいかないんだろうなあ、、、私も「おとなりのともこおばさん」のように地域の子供たちや息子や娘の友達とつきあっていけたらなあと思いました。子供たちはこの本の夜のページがおっかな大好き(ちょっとおっかないけど「大好き」)です。一晩明けて「わたし、おおきいこのように、ちゃんとキャンプできたよ!」と宣言するなほちゃんはちょっと誇らしげで晴れがましい顔です。子供たちにこういう経験をしてもらいたいなあと思わずにはいられない一冊です。