どのページを見ても、おたまさんの表情に目が吸い寄せられます。
おたまさんの顔を見たら、ああ、この人にまかせていたら大丈夫
なんやな〜という安心感。きっと周りの人たちもそうやって、
頼りにしているんだろうな。
夫婦喧嘩の仲裁に駆けつけた場面では、町内の様子がわかります。
どの家も一様に、貧しいバラックでの生活。
それなのに、出てくる人たちは生き生きと活気に溢れて、力強く
生きています。
おたまさんの、おかいさんを作る歌と踊りが、おいしさの秘訣!かな?!
ズズズ・・・ハァ
ズズズ・・・フゥ
ズズズ・・・ホォ
おかゆの嫌いな娘も、「おいしそう」と思わずつぶやいていました。