上の子が保育園から借りて帰った絵本です。
初め読んだ時は、関西弁と豪快で明るいおたまさんや
おかゆをすする時の音が面白いなぁ。
と子供たちと読んでたのですが
実は「部落差別」というものが含まれた内容なんだと
あとがきの説明などでわかり、とても深い絵本だと
思いました。
少し前に、人権の講習会に参加させて頂く機会があり
行ってきたのですが、このお話の内容とその時の話を
照らし合わせ、つらい時も皆で力を合わせて生きている
人達を絵本で表してあるんだとわかりました。
長谷川義史さんの絵がとても良くあっていて
素敵な絵本になってます。
子供たちにはまだよくわからないと思いますが
間違った情報ではなく、色々な本当の事を絵本などを
通して教えて知って欲しいと思うので
小さい子から大きい子まで幅広く読んで欲しいと
思う絵本でした。