イラストの迫力にびっくりして
思わず手にとってしまった絵本です。
戦後の貧しい時代に人々が助け合いながら
生き生きと生活していた様子がよくわかります。
「関西弁」にも独特の元気のよさが感じられるんですね。
実は部落差別を受けている地域であったり、
戦争で亡くしたのでしょうか、、
おばあちゃんと孫の3人暮らしの家庭であったりと、
悲しい要素も含まれているのに、
なぜこんなにも明るく、元気のいい絵本なのか。
それはつまり、ご近所の付き合い方や
人間同士の関わり方があまりにも健全だから、、
ということに尽きるようです。