図書館で借りて読みましたが、大変気に入ったので購入しました。
14ひきシリーズの中で私が一番気に入っているお話です。
ねずみの大家族の夕方から夜までの時間の過ごし方が描かれています。
お母さんとおばあさんが夕飯を作っている間に、おとうさん、おじいさん、子どもたちはお風呂に入ります。
そのお風呂場の雰囲気がとても良くて、ちょっぴり羨ましくなってしまいます。
その後、夕飯を家族揃って食べ、食べ終わった後の一家団欒の一時はおだやかで楽しそう。
子どもは食べ終わったお皿をちゃんと運んでお手伝いもできています。
トイレや歯磨き着替えを済ませ、寝る前に絵本を読んでもらい、こもりうたを聞きながら安心して眠る子どもたち。
子どもが寝静まってからゆっくりとお風呂に入る、おかあさんとおばあさん。
なんでもない日常生活ですが、家族が仲良く幸せな生活を送っているのが良く伝わってきます。
私が思い描く理想的な家族像です。
このシリーズすべてがそうなのですが、絵が細部までとても良く描き込まれているので、2歳1ヶ月の息子も飽きる事なく何度も繰り返し隅々まで見ています。
また、最後に楽譜がついているので、実際にこもりうたを歌う事ができます。
息子も気に入って、「ねーむーねーむー・・・♪」と歌うようになりました。
さらに、『ねむのきはをとじて』『いもむしゆめをみる』の部分を『”息子の名前”目を閉じて』『”息子の名前”夢を見る』というようにアレンジして歌ったら、大喜びでした。