ちいさな頃、押入れとねずみばあさんが本当に怖かったです。
過激なビジュアル的な怖さに慣れた今の子どもたちにも、その恐ろしさは伝わるようです。
1年生、2年生あたりに読んで聞かせます。
30分近くかかる話ですし、「飽きちゃったら途中でやめるね」と、前置きしてから始めますが、途中でやめなくてはいけなくなったことはありません。
身を寄せ合って食い入るように見つめています。
二人の冒険が終わり、押入れに戻ってくるあたりで、一気に緩んで落ち着かなくなってしまうのですが、それだけ入り込んで聞いているということでしょう。
小さい時に体験しておいてほしい恐怖だと思います。