幼稚園に勤務していたとき、年長組の子ども達に毎日少しずつ区切って読みました。1冊を7日から10日かけて読み進めました。絵本と違い、読んでいる時に子ども達に見せるのは表紙と裏表紙だけ。でも1日の読み聞かせが終わると挿絵を見せます。子ども達はこれも楽しみだったようで、笑顔でし〜ぃんとして聞いていたように思います。
7つのお話しそれぞれが面白く、とくに「そらいろのたね」におおかみやこぐくんが描かれているのを発見した時は大喜びでした。
いたずらをすると、しげる君のようになる!なんてことは強調しませんが、子ども達の代わりにしげる君が奇抜なことをやってくれたのです。
お話し(童話・物語・昔話し他)を聞くこと、聞けることは子どもにとってとっても大事なことです。一度に全部読まなくても大切に少しずつ読んであげてほしいと思います。