あくたれねこのラルフは、セイラのねこでした。
あくたれでも、セイラは、ラルフがすきでした。
この文章まったくそのとおり、私は二男はあくたれでも大好きなのです。あまりにあくたれで、たまに可愛く思えないときがあるのも然り。でも好きなのです。
ラルフがお父さんのお叱りをうけ、サーカス小屋に置いていかれて、逃げて、病気になってしまい「ぼく さびしい」と思った場面は、子供もとても印象に残ったみたいで、その二男がふとした時に「この絵本、さびしくなっちゃうんだよね」と言っていたのを覚えています。もちろん、あなたもあんまりあくたれだとそうなるよ、とは言いませんでしたが。
ラストも予想通りの結末で、最初から最後まで全部楽しめる絵本ですよ。