読後にタイトルが生きてくる作品ですね。
えーっと、…でしょ、…でしょ。ってなぐあいに。
文が素敵です。
読んでいる子だけに向かって、語りかけているようで。
できれば、おじいちゃんとか、おとうさんとか、おじさんとか、男の人のあぐらの中で読んでもらいたいな〜。
あるいは寝っ転がって。
話の途中から、お子さんがむくっと起きあがりお話しに夢中になっていくんじゃないでしょうか。
静かで穏やかな文とは裏腹な、驚きのお話し。
おとなしそうな表情のさかなの食欲にビックリ。
さまながだんだん大きくなっていくのに興奮する息子。
ねこがきゅーっと潰されたところで、心配そうでした。
が、この後の展開に、怖さを通り越してガハハ笑いをしていました。
懐かしい一冊です。