絵本の左側から登場、そして右側へ退場してゆく。
象眼切り絵のふしぎな光の空間は、大きく情景が変化することで
ページを繰る楽しみを引き出していくのだろう、素人ながら思う。
ドングリの森、池、崖、穴、雪、雪だるまと
背景設定は変化してゆくけれど、
ご主人とその取り巻きのシルエットに変化は乏しい。
あぁ、これはおもちゃの世界か…いやいや、独りでに歩き出したから…
ふしぎなせかいで遊ぶうち、おしまい。
うーん、「もりのなか」を読んだ時と同じ穴に、どうやら落ち込んだようだ。
ふしぎのせかいを、ありがとう。
感謝