絵は、飯野和好さんです。いつもおもらしばかりしているから、あだ名がしっこさんという、きくちまりかと、わたしであるかさまつゆいこが、だんだん仲良くなっていくお話。けんかもするけれど、わたしが病気で休んだときは、手紙をくれたしっこさん。ある日、音楽の時間、わたしが、おもらししてしまうが、しっこさんが教室の花瓶をひっくりかえし、わたしのおしっこの水たまりをながす。この場面のしっこさんの一生懸命な表情をみると、いつも、涙が出そうになります。
最初は、くすくす笑いながら聞いている子どもたちも、最後はシーンとなるので、何かを感じているのだと思います。