少し早いですが、初夏の絵本にキープ!です。
地元に根付いたお祭りは、私も含めて案外知らないもの。
でもやはり大切にしたい、知っておきたいですものね。
大阪ではやっぱり天神祭。
今江さんのそんなこだわりがひしひしと伝わってきます。
祭の迫力や、各地の天神さんのエピソードは、
あの長新太さんが鮮やかに表現してくれています。
おはなしは少し難しいかもしれませんが、
関西弁の文章はやはり声に出して味わいたいですね。
大阪で生まれ育ったけどお祭には縁が無かった私ですが、
高校生の時近畿総合芸術文化祭のオープニングに参加、
大阪チームということで舞台で天神祭風景を演じることになりました。
有名な船渡御(ふなとぎょ)を川辺で見る群集の1人で
天満の子守唄を合唱しましたが、
それが初めての天神祭体験でした。
それ以来あまり関心の無かった天神祭も身近に感じられるようになりました。
最近田島征彦さんの『祇園祭』も新装版が出たとか。
これもチェックせねば・・・。