むかうところ敵なしのオリビアにおそろしい悲劇が起こってしまいます。大事なにんぎょうが、ふと目を離した隙に何者かに誘拐されてしまいます。オリビアはにんぎょうをさがして、家中を探検します。いたるところをさがすのですが、みつかりません。そんな不安を抱えたままのあらしのよるに、誘拐犯が闇夜に浮かび上がります・・・。キャーと叫びそうなぐらいの展開にハラハラ、ドキドキしながら勇敢で優しいオリビアを見守ってください。谷川俊太郎さんの素晴らしい邦訳がなんとも心地よいオリビアシリース第3弾でした。ますます、無敵なオリビアが痛快、愉快です。