まず、話の初めがややこしいのですが……。
まず、「僕のお父さん」という目線で書かれています。
そして、その「僕のお父さん」のお父さんが、エルマーなのです。
この本の面白い所は、やっぱり荷物の準備をするところです。
「そんなところ?」と思うかもしれませんが…。
私は、この荷物を詰めるところが大好きで昔、自分のリュックに
本通りに荷物を詰めて、冒険ごっこをしました。
やっぱり、子供は気を引くのでしょうか。
本を開いてすぐの、どうぶつ島とみかん島の地図が面白かったです。
そして、この本のスリルのあること!
エルマーが動物に会い、食べられそうになるところ、
最後りゅうを助けるところは本当にドキドキします。
しかし、2回目読んでみると、ドキドキ感はあまりなく…。
普段、同じ本を何度も読む人にとっては物足りないかもしれません。