まず、抱っこが宿題、という発想がなんとも素敵。
いいね、いいね、いいですね〜。
やだあ、とか、うそー、とか、はずかしいよ〜と言い合う生徒たち。
これがリアルです。
でも、みんな、すっとんで帰って、抱っこしてもらうのでしょうね。
もぐらのもぐくんも、急いで帰ります。
でも、宿題…と言いかけるんだけど、なかなか最後まで言えない。
このもどかしい気持ちが、読み手に真に伝わります。
もちろん、最後にみんなで抱っこしてもらえたもぐの気持ちも。
心がじんわりと温かくなる絵本でした。
これは、ぜひ、たっくさんのお母さんとお子さんに読んでいただきたい絵本ですね!