評価の高い作品ですよね。ずーっと読んでみたかったのですが、子供たち二人とも「かいじゅう」というだけでダメで、なかなか手に取ることもできなかった作品。ようやく子供たちも読む気になってくれて、さっそく借りてきました。
叱られて寝室に入れられたマックス。寝室は次々と姿を変え、いつの間にか「かいじゅうたちのいるところ」へ。マックスは王様になり、みんなでかいじゅう踊りを始めます。文字のない絵だけのページが、その楽しさを物語っている気がします。
だけど、ちょっと寂しくなったマックスは、王様をやめ、さよならをすることにした・・・ そうして帰って来たところは元の寝室。寝室に置かれていたあたたかいご飯は、ママの温かさのようで、とっても素敵なお話でした。
子供って怒られていても、別の世界に行けてしまう不思議な力(?)がありますよね。我が息子も、何度か寝室に入れたことがあります。怒られて泣いていたはずの子が、寝室に入ってすぐに泣きやみ、不思議に思って覗いてみると・・・ おもちゃで遊んでたり、絵本を見ていたり、ベッドで寝てたこともありました。うーん・・・ そのうち息子も「かいじゅうたちのいるところ」へ行ってしまうのかなぁ。