子供向きに、変にこびていないところが大好きです。いたずらして、ママにゆうご飯ぬきにされちゃったマックスの部屋に、どんどん木が生えてきて・・かいじゅうの王になるのです!
月夜の晩、本文がないたっぷり三見開き分(^_^;)マックスはかいじゅうと一緒にかいじゅう踊り。この間、本をゆらして適当にリズムをつけてあげると、うちの子は大喜びで勝手な歌を作って一緒に踊っていました。やっぱり「よっほっほ!」的な歌になるんですね。こっちが面白かったです。
親に怒られたりすると、どこか自分が気持ちよくすごせる想像上のところに行ってしまいたいと思ったこと、とても記憶にあります。怒られている間も、「私の友達がただじゃおかないから!」なんて内心反抗してたり。マックスも、これから度々かいじゅうの王になることでしょう。それって大事なことかも。・・ってことは、親が怒って「ゆうごはんぬき!」って部屋に放り込むことも大事なのかもね。
部屋に戻ってきたとき、ちゃんとほかほかのゆうごはんがおいてあります。私は、夢から覚めた(想像の世界から戻ってきた)一瞬の話とうけとめたのですが、うちの子は「見て!」と部屋の窓の外に描かれているお月様を指差しました。なんと!かいじゅうの王になった当初は、三日月だったのに、部屋に戻ってきたら満月になっているのです。これは夢から覚めたのじゃなくて、本当に「1ねんと1にちこうかいすると、かいじゅうたちのいるところ」に行ってきて、かいじゅうの王になっていたのかもしれません。すごいぞ!マックス!