西巻さんの絵本を読んでいたら、できないことがあって憂鬱という絵本が何冊かあることに気づきました。
この本のとこちゃんはなわとびが苦手。
子どもにとってできないことができるようになるってことって、とっても大きいことだと思います。
大げさに言うとできることによって世界が変わってしまうようなもの。
繰り返し出てくる「とべなくたって いいんだよ」がとこちゃんへの応援歌のように響きます。
おもしろいのはうちぎたちの名前。最初に出てくるのは「げつようび」、その他にも曜日にちなんだ名前が出て来ます。
冬になるとなわとびを園でも学校でもしますので、冬の時期に読むとちょうどよさそうな。
できないこともできるようになるのをゆっくりとできるようになるのを待ってあげたいなあって思いました。