娘のためというよりは、今、担任している6年生のために購入した絵本です。
先日、6年生に読み聞かせをしました。この絵本は1年生の教科書にも載っていたので、何となく覚えている子もいましたが、1年生と6年生では感じ方が違ったようです。
読み聞かせている間もしっとりとした雰囲気で、読み終わると一人一人何かを考えているような感じでした。最近、おじいちゃんを亡くした子は泣きそうになったと後で話してくれました。
この絵本を読み、卒業に向けて、家の人へ感謝の気持ちを伝えたらどうかという提案をしてみました。今しか言えないこと、今の気持ちを伝えようと思ったようです。
さて、3歳の娘もこの本は大好きです。死ということは分かっているのかは定かではありません。娘は「だいすきだよ」という言葉が好きなのだと思います。この本を読み終わると「ママ、だいすきだよ」と抱きついてきます。言葉で伝えて、抱きしめて、きちんと愛情をしめしてあげるのは大切だと母親として気付かされた絵本です。
言わなくても分かるということばかりではなくて、やっぱり言ってほしい言葉はありますよね。
自分自身、とても考えさせられた絵本でした。