『にじいろのさかな』でお馴染み、マーカス フィスターさんの絵本です。
この『ミロとまほうのいし』は、表紙や、絵本の中にある”金色に光る石”が印象的。私もきらっと光る石に惹かれて、この本を手に取ってみました。
そして、もう1つ特徴的なのは、この本は縦長の絵本なのですが、前半のお話は普通に進み、後半のお話は終わり方を選べる、ちょっと変わった絵本です。”しあわせな おわり”と”かなしい おわり”2つのストーリーが並んでいて、どちらかの終わりを選ぶ事が出来ます。
子供と読み進めていて、始めは”しあわせなおわり”を選び、読み進めました。”しあわせなおわり”を読んだ後はやはり”かなしい おわり”も気になってしまい、いつも両方読んでしまいます。”かなしいおわり”の方は悲しいだけではなく、教訓も含まれた良い内容になっているなと感じました。
金色に光る印刷が施されている石や、魅力的な絵と共に、お話も楽しめる1冊です。