SFのようなおはなしで 怖かったです。
航海日誌の書き方が 淡々として はじめは乗組員の陽気さが描かれていて 楽しいお話かと思ったのに6月6日に奇妙な島に降り立ち 石を持ち帰ってから みんなの様子がおかしい!
えっ! 不気味な様子が 怖かったのです!
石が乗組員を猿に変えたなんて・・・・
猿の惑星のような 顔でした。
ただ 船長だけは冷静で この出来事を客観的に捕らえているのも不気味でした
航海は自然との戦いでもあるのですね 嵐の中で沈んでしまう事もあるのですから・・・・・
船長は 猿になった乗組員に バイオリンを弾き 本を読み聞かせているところが 印象的です。 石の光が鈍り 猿になった者が正常に戻るなんて?
やはり、何かしら不思議で SFの世界です
リタ・アン号でおこった不思議な出来事は、口外しない
なんとも 不思議な お話の世界でした。(不気味でした)
海の荒れている絵 空の色・雲の色が見事に描かれていましたその中に航海日記が書かれていて インパクトがある絵本でした!
このお話は 高学年向、 大人向きかな?
いまいましい石 タイトルの意味 分かります!(村上春樹さんの訳もお話に引き込まれるうまい 訳しかたですね!)