ないた」 こぶた文庫さんの声

ないた 作:中川 ひろたか
絵:長 新太
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年04月
ISBN:9784323070476
評価スコア 4.6
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  • 泣くことって…

    私は現任校に勤務するようになってから今日まで、本当によく泣いています。いい歳をして!と思われるかもしれませんが、体育祭や文化祭で学生達のすごさ、素晴らしさに感動しては泣き、冬のキャンプで学生達の中に入って4日間かけて完成させた雪のお城の中で、自分たちの新たな出会いに感激しては泣き、卒業式でも泣き…と行った具合です。教師も学生も何回も感動の涙を流すのです。

    子どもが泣くのとはそのもとが違うのかもしれませんが、人間だもの、泣いたっていいじゃないですか。泣かない大人ではなく、泣ける大人がいいのではないかなぁ。目が腫れない程度に。

    子どもにとって泣くことは、何かの要求であり、身体の不調の訴えであり、ストレス発散でもあり、痛み、辛さ、悲しみのはけ口でもあります。「男の子だから泣いちゃだめ」も時には必要でしょうが、「たくさん泣いていいのよ」といってあげることも大事ではないでしょうか?
    大人になったら、感動した時に泣けるのも同じだと思います。

    中川さんと長さんの絵本、これも大事です。

    投稿日:2006/11/07

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