私は現任校に勤務するようになってから今日まで、本当によく泣いています。いい歳をして!と思われるかもしれませんが、体育祭や文化祭で学生達のすごさ、素晴らしさに感動しては泣き、冬のキャンプで学生達の中に入って4日間かけて完成させた雪のお城の中で、自分たちの新たな出会いに感激しては泣き、卒業式でも泣き…と行った具合です。教師も学生も何回も感動の涙を流すのです。
子どもが泣くのとはそのもとが違うのかもしれませんが、人間だもの、泣いたっていいじゃないですか。泣かない大人ではなく、泣ける大人がいいのではないかなぁ。目が腫れない程度に。
子どもにとって泣くことは、何かの要求であり、身体の不調の訴えであり、ストレス発散でもあり、痛み、辛さ、悲しみのはけ口でもあります。「男の子だから泣いちゃだめ」も時には必要でしょうが、「たくさん泣いていいのよ」といってあげることも大事ではないでしょうか?
大人になったら、感動した時に泣けるのも同じだと思います。
中川さんと長さんの絵本、これも大事です。