絵本というより挿絵のある童話です。
結構長く、大人が読み聞かせするのに30分かかります。
内容は、パリの地下鉄に住むハツカネズミ達が悪者のドブネズミをやっつける!というものですが、りんごが無くなって、犯人がドブネズミだとつきとめて、作戦を練ってやっつけて、りんごの行方が分かるまで起承転結がはっきりしたストーリーで、悪者のドブネズミはとことん悪く、ハツカネズミ達も個性豊かに描写されていて、比較的低学年の子供にも分かりやすく楽しめる本だと思います。
我が家の子供2人は小学生になる前後から、どんな本を選んでも1回限りで特に感想もなく・・・という感じだったのですが、この本は久々に「また読んで」と持ってくるお気に入りになりました。
5〜6歳から小学校低学年にお薦めします!