うさぎのぬいぐるみラビィの独り語りという構成がユニーク。
ラビィは持ち主のサミー坊やのことが大好き。
大の親友だと思ってるのに、ある日お庭に置いてけぼりに。
それでも、ラビィは「サミーがオレを忘れるわけが無い」と
サミーとの友情を信じて自信満々でサミーを待ち続ける…。
とってもいじらしい!
サミーの側から描くと、あ、お庭にぬいぐるみ忘れた!
取りに行かなきゃ…っていうだけの話だと思います。
この二人のギャップが面白いですね。
ぬいぐるみが自分を人間と対等だと思ってるところも
なかなか微笑ましい。
子供がこれを読んだら、きっと自分のぬいぐるみを
大事にするんじゃないかなあ。
それと掛け値なしに人を信じる一途さも
ラビィから教わって欲しいなあ。
ややポジティブ過ぎかもしれないけど(笑)