絵もほのぼのと心温まるお話です。新品のくれよんさんたちはとてもたいくつ。ある日きいろくんが画用紙を見つけて絵を描きます。それから他のくれよんさんたちも次から次へと呼ばれて絵を描きますが、くろくんだけ混ぜてもらえません。そこへシャープペンのお兄さんが来てくろくんときれいな花火をつくります。ほんとうにとってもきれいなんです。「くろって、すごいね」と最後はみんな仲良しです。息子が4歳のとき2ヶ月くらい毎晩「読んで」と持ってきた絵本です。今でも大好きです。絵を描くときのグリン グリリリーンやゴーゴリゴリゴーという音に喜んだり、花火に感動したり、最後は必ず「くろくんよかったね」とほっとします。あの花火は家でも描いてみました。あんまりきれいにできなかったけど、とっても楽しいですよ。