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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

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番ねずみのヤカちゃん」 ガーリャさんの声

番ねずみのヤカちゃん 作:R・ウィルバー
絵:大社 玲子
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1992年05月
ISBN:9784834010992
評価スコア 4.87
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  • ヤカちゃんにも負けない大きな声で

     学校の先生から、「休み時間に元気が良すぎて、声が大きい」とお小言をもらった娘。休み時間なんだし、元気があるのはいいことじゃない!と、思いながら、娘を元気付けるために何かいい本はないかと、クローゼットの中を探すと・・・この日の出番を待っていたかのように、出てきました! とてつもなく大きな声の「やかましやのヤカちゃん」のお話! ヤカちゃんが、その大きな声を役立てて、「番ねずみのヤカちゃん」になるまでのお話です。

     娘は、「かべとかべのすきまに ねずみたちがすんでいた」というのがまず不思議だったようで、部屋の壁を、数秒間、じーっと見つめていました。でも、静かだったのは、ここまでで、その後は、どんどんとすごいことになっていきました。

    ヤカちゃんのセリフは、もちろん最初から娘に頼みましたよ! 日本のような住宅事情だったら、近所から苦情がバンバン来るに違いない(ヤカちゃんでも敵わないくらい?!)大きな声で毎回読んでくれます。

     ドドさんのおくさんがねずみとりを買ってくるように頼む場面から、もうドキドキが止まりません。チーズを置いてわなを仕掛け、そこに現れたヤカちゃんが、「ねずみとりがしかけてあるよ〜」と大声で叫びながら、ねずみあなへ戻っていくのと同時に、2階の寝室から駆け下りてくるドドさん・・・娘は、その間中ずっと、ひゃーひゃー声をあげ、立ったり座ったり、まあ忙しいこと!  

     今度は、ねこの登場で、またまた大騒ぎ。まるでその場にいるかのような慌て方です。
     そして、次は、「この人だあれ? どろぼう!?」 ヤカちゃんといっしょに声をひそめて、しーっ。最後に、どろぼうの落として行ったチーズをくわえてねずみ穴へ逃げるヤカちゃんに大笑い。

     「ねずみとりの歌」と「ねこの歌」もお気に入りで、一回一回ベッドの上に飛び乗って、歌の内容に合わせた踊りを披露してくれます。最後のヤカちゃんの歌も、とっても愉快でしたが、
    ♪ヤカちゃんねずみが おうちにいたら どうぞ だいじに してあげてね・・・♪と歌った後で、
    「うちには、○○ちゃんがいるからいいよ!」と、我が家の番犬に花を持たせてあげていました。

    投稿日:2009/06/29

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