冒険好きのきつねの話なので、冒険大好きな、元気な男の子に
おすすめです。
3歳の息子も好奇心旺盛で、冒険が大好きです。
この絵本は、ハラハラドキドキの連続で、臨場感漂う絵が
さらに子どものこころを興奮させるようで、
息子はクライマックスにさしかかってくると、
足をバタバタさせて大興奮します。
登場する主人公のハーキンは冒険好きだけではなく、
とてもかしこく、勇気のあるきつねです。
地主との対決シーンも、暴力的シーンは一切ないのに、
かしこさと勇気で、狐狩りの一行を追い払ってしまいます。
暴力でなくとも対抗することができることや、
みんなを助けるために命がけになることなど、
多くのことを子どもに教えてくれる本だと思います。