このお話を読んで感動したのは、子供より私です。
校長先生が、大きな声であいさつをできないひつじくんに向かって言った
「・・・・おおきなこえをだそうとおもっても、だせないときがあるんだね。・・・・ほんとにわるかったね」
という文に胸が熱くなりました。
校長先生は、ひつじくんの気持ちになって言ったことばです。
私も、子供というものはこういうものだと決めつけていて、それを何の気なしに強要してはいないかと心配になりました。
しかも、このお話が実話を元に作られた絵本であると知って、さらにいろいろな思いがしました。
いもとさんんも温かな絵が、実にぴったりな絵本なので、是非一度読んでみてください。